児 島 特 許 事 務 所
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18 【商標】小さな会社こそブランド戦略を強化しよう! 弁理士児島敦のメルマガ 【第18号】

 2011年10月5日 第18号(毎月第1・3水曜日配信予定)
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 小 さ な 会 社 は 知 的 財 産 で 儲 け る こ と を 覚 え な さ い !

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 個人事業主・中小企業経営者向け!!

 「知的財産権が小さな会社にとっていかに重要なものなのか?」
 「知的財産権について‘絶対に’知っておかなければならない考え方・
 スタンスとは何か?」
 「あなたの会社が知的財産権を使って商品を
 ヒットさせるにはどうすればよいか?」
 等、小さな会社の経営者さんにぜひ知ってもらいたい役立つ知識を、
 できるだけやさしく、具体例を挙げながら、お届けします。

 弁理士 児島 敦
 http://www.kojimatokkyojimusho.net/
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   先日、直木賞を受賞した池井戸潤さんの小説「下町ロケット」が、
 大きな話題となって、いま売上げを伸ばしているそうです。
 主人公は、宇宙工学研究の道をあきらめ、実家の町工場を継いだ男性。
 彼が、最先端技術の特許をめぐって、大企業と対決していく物語です。
 
 技術をもつ小さな会社は、どうやって大企業とわたりあっていくべきか。
 小説の中に、ためになるヒントが隠されていそうですね!
 私もぜひこれから読んでみたいと思います。
 
 それでは、今回は「新商品のアイディア」についてお話ししましょう。
 
 【特許】新商品のアイディアはこうして掴もう!

 「新しいアイディア商品を開発して売上げを倍増させよう!」

 そう考えている会社は日本全国いたるところにあるでしょう。
 ですが、実際にそれを実現できている会社は、そう多くはありません。
 成功する会社と失敗する会社、その違いはどこにあると思いますか?

 その答えは……
 「生活者(顧客)のニーズ」に応えた商品開発ができているかどうか、
 生活者(顧客)の満足を優先した商品開発ができているかどうかです。

 「うちにはこんな得意技術があるし、売れそうだから作ってしまおう」
 そんなふうに考えて、安易な商品開発をしてはいませんか?
 そのような、つくり手の事情を優先させた商品開発ではダメなのです。

 しかも、顧客の価値観が多様化してきている現在、
 誰もが同じ商品を欲しがる時代ではなくなってきています。
 どんな顧客に売るのか?
 男性に売るのか女性に売るのか? どの年齢層を中心に売るのか?
 どれくらいの所得層に売るのか? どの地域で売るのか?
  ……などなど、
 ターゲットにする顧客を徹底的に絞り込まなければなりません。

 とくに、経済的にも弱い基盤しかもたない中小企業は、
 マスを狙う大企業には太刀打ちできませんから、
 顧客を徹底的に絞り込んで、狙い撃ちすることを考えなければなりません。
 狙いもつけずにでたらめに弾を撃っても、当る確率は宝くじと一緒です。

 そして、この「顧客ニーズ」は、「勘」を働かせて決めるのではなく、
 ちゃんとした市場調査を行ったうえで把握しなければなりません。

 「市場調査ってリサーチ会社にお金を払ってやってもらうものでしょ」
 いいえ。市場調査は、小さな会社や個人レベルでも十分に行えるもので、
 決して難しいものではありません。

 まずはインターネットや雑誌などから消費者の声を拾ってみてください。
 ヒット商品が売れる理由は何でしょう?
 消費者はその商品のどこに満足しているのでしょう?
 また、売れない商品は何が足りないのでしょう?
 消費者はその商品のどこが不満なのでしょう?

 また、特許庁のホームページにアクセスして、
 特許電子図書館の特許公報をパラパラとめくってみてください。
 そこに新商品のアイディアが隠されているかもしれません。

 先端技術と言われるものでも、既存の技術がベースになっています。
 新しい技術のほとんどは、すでに知られている技術に改良を加えて
 開発したものです。
 その改良品に今までにない‘使いやすさ’や‘便利さ’があれば……
 それが新しいアイディア商品となります。

 そして、その新しいアイディアについて特許を取得することができれば、
 あなたの会社は市場を独占し、利益を生み出すことができるのです。

 ・顧客のニーズを的確に把握する
 ・新しいアイディア商品を開発する
 ・特許を活用する

 この3つが達成できれば、おのずと成功への道が見えてくるはずです!

 <次回は商標をクローズアップ!>
 「小さな会社こそブランド戦略を強化しよう!」がテーマです!

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